ディストレッシングとは、作品を古く時間の経過を感じさせる様にするという事です。積極的に鎖やハンマー、木片等を使って時間の経過を刻み込んでください。いろいろな道具を使う事によって、計画された傷や痛みではなく自然になる様に心がけてください。この行程は、年数の経過とともに積み重ねられていく、日々の傷や痛みを作り出す事になります。
十分に時間の経過を感じられる様になりましたら、次のステップはアンティーキングです。アンティーキングとは、年数の経過で出来た埃や汚れの色をつけていくという事です。そのため色味としてはローアンバーやバーントアンバー等を使うと良いでしょう。
マティス MM20 ウォーターベース・パティナは、現在では生産は中止されたデリバンのオイルベース・パティナと同じ効果を得ることができ、しかし水性であるという利点があります。 マティス・ フロー バーントアンバーとMM20 ウォーターベース・パティナで、約4−6時間で乾燥します。
MM20ウォーター・ベースド・パティナの使い方
作品を十分にきれいにしてください。手あかや油分が無い様に気を付けてください。
綿の布にMM20ウォーターベースパティナをしみ込ませて、作品全体に濡らす様な形でメディウムを塗布してください。これは、色をたくさん染み込ませない為の下準備です。 マティス・ フロー のバーントアンバーやローアンバーをその布に付け、作品の外側の角から中側へ向かって塗り込んでいきます。付き過ぎてしまった色を拭って好みの色に調節します。もし色をつけ過ぎてしまった場合は、きれいな布にMM20 Water-Based Patina を付けて色を拭い取って調節できます。 最低でも4から6時間の乾燥時間が必要です。これは目安です。どの程度のアンティーキングにしたかによってもう少し乾くのに時間がかかる可能性もあります。
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